2025年2月9日から12日にかけて、穴吹カレッジ香川留学生支援会主催の「国際人財活用視察交流ツアーin Indonesia」 が実施されました。
穴吹カレッジ香川留学生支援会のメンバーである香川県の企業関係者、県関係者、商工会議所、穴吹グループが参加しました。Suntechからは、穴吹カレッジ香川留学生支援会の会長を務める青木社長と企業の代表として中国出身の人事担当者 が参加し、現地の学生たちとの交流や企業説明を行いました。
今回のツアーは、インドネシアの教育機関を訪問し、日本企業への就職に関心のある学生との意見交換を通じて、現地の人材の状況を把握するとともに、国際人財の活用についての理解を深めることを目的としています。
PT ANABUKI AKADEMI INDONESIAでの交流会
最初に訪問したのは、ジャカルタ郊外にあるPT ANABUKI AKADEMI INDONESIA です。今回の交流会では、学生たちが日本で働きたい理由や将来の目標を語り合い、それに対して企業側が簡単な紹介を行いました。
また、労働環境についての関心も高く、「勤務中にヒジャブを着用できるか？」 といった具体的な質問が寄せられ、現地のニーズを知る貴重な機会となりました。
ゴミ山近くの小中学校でのランドセル寄贈
続いて、ゴミ山近くにある小中学校を訪問 しました。この地域では、家計を支えるために金属回収をしながら通学する子供たち が多く、穴吹学園では支援の一環として中古ランドセルの寄贈を続けています。今回のツアーでも、参加者がスーツケースの空きスペースを作り、ランドセルを持参しました。
贈呈式では、子供たちがランドセルを手に取り、嬉しそうに笑う姿が印象的でした。中には、感謝の気持ちを込めて手の甲にそっとキスをする子供 もおり、その温かい仕草に思わず胸が熱くなりました。
Darma Persada大学での企業説明会
また、Darma Persada大学では、日本語教育に力を入れるインドネシアを代表する大学の一つとして、企業説明会を実施しました。日本企業への就職を希望する学生が多く、説明会ではインドネシア語に翻訳したSuntechのフライヤーを活用しながら、日本での就職について説明しました。
学生たちからの質問も多く、日本企業への関心の高さが改めて感じられ、今後の採用活動に向けた有益な交流の場となりました。
工業団地内の職業高校視察
ツアーの最後には、天皇陛下も昨年訪問された工業団地内の職業高校を視察しました。
校内を見学し、高い技術力を持つ多くの優秀な学生の姿が印象に残りました。
実際に現場を目にすることで、今後の採用活動において国際的な人材の受け入れを進める重要性を再認識しました。
今回の視察ツアーを通じて、インドネシアの教育環境や労働市場の現状を理解し、日本企業への就職を希望する学生の意欲や具体的なニーズを直接知ることができました。 また、現地での多くの出会いや学びを通じて、国際人材活用の可能性について貴重な示唆を得る機会 となりました。
このような貴重な機会をいただいたことに、関係者の皆様へ心より感謝申し上げます。
Suntechも引き続き、海外人材とのつながりを深め、国際的な視点を持った人材が活躍できる環境づくりに努めてまいります。
インドネシアツアーの人事ブログ（ひとりごと）はこちらです。
