2021.07.05

LEARNING CENTER

SDGsスタディーツアーを開催しました

塩江中学校の3年生をお迎えしてSDGsスタディツアーを開催しました!
「地元で活かせるSDGs」をテーマにした校外学習の一環として、企業訪問の場に選んでいただきました。
プログラムは社長やSDGs推進室メンバーによる講義と、工場・事務所見学、外国籍スタッフとのふれ合いの3部構成。既にSDGsの基礎的なことや弊社のことは学習済みとのことだったので、より現場感のある内容をお伝えできるよう工夫してみました。
工場見学パートでは、サンテックで製造している製品やその製造過程を見ていただいたほか、すこーしだけですが溶接も体験をしてもらいました。
溶接リーダーから大まかな仕組みや原理の説明を受けた後、実際に現場で使っている溶接面、手袋、作業着を装着!リーダーのサポートのもと、男子だけでなく、女子からも挙手が。時間にしてほんの数秒でしたが、逆T字に溶接された端材をバケツの水でジュッと冷やして手渡すと、「ホントにくっついてる!」とみんな一様に表情が明るくなって、リーダーの顔もほころんでおりました。

外国籍スタッフとのふれあいコーナーは、シリア人のシャラフさんとスーダン人のサティさんが担当。陽気な2人なので、緊張気味だった生徒のみなさんもすぐに和やかな雰囲気に。実際に外国籍の人とお話しすることは、英語を勉強することのモチベーションアップになったようです。単語だけでなく、表情やジェスチャーも含めたコミュニケーションがお互いの理解に繋がることを体験していただけたのではないでしょうか。

他にも、「学校に通う事ができずに字を読む事ができないと、どういう事になるのか」というアクティビティでは、みんなで協力して楽しみながらも真剣に「字が読めない事の不便さ」を体感していただきました。

また、コロナ禍のなか多数の生徒たちに学びの場を作るため、フェイスシールドや徹底した消毒などご協力いただきました塩江中学校の教員の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。今回のスタディツアーが、少しでも彼、彼女たちの今後の成長の糧になれば幸いです。
私たちは説明したり教える立場でしたが、質問コーナーでは「どうして『サンテック』という社名なんですか?」などシンプルかつ鋭い質問をいただくなど、今までとは違った角度で自社のことを考えたり、自分たちの仕事が社会とどのように繋がっているかを改めて意識するキッカケになったりと、SDGsについてより深く勉強できる機会にもなりました。

後日、スタディツアーに参加いただいた生徒のみなさんから、嬉しいプレゼントを塩江中学校校長先生が届けてくださいました。ありがとうございました!