2021.07.28

with Glocal mind

ミャンマーのDEAFサッカーをサポート

アルビレックス新潟ミャンマーサッカースクールの井川さんが来社され、現地の様子やサッカースクールの運営についてご説明いただきました。

スクールでは国籍や年齢にとらわれずに夢や目標にチャレンジすることを教えておられ、その一環として、DEAF(聴覚障がい者)サッカーもサポートしているとのこと。
竹で編んだ籠状のボールを蹴鞠のようにしてプレーするチンロンが国技のミャンマーでは、当然サッカーも人気のスポーツ。最近では女性の間でも人気が高まっているとか。

しかし、DEAFサッカーは周辺諸国に比べてサポート体制の構築が遅れており、国際試合ではなかなか良い結果が残せていなかったそうです。そこをDEAFLYMPIC(デフリンピック)を目指して実力を底上げしていこうとしていたタイミングでコロナが発生し、今年2月にはクーデターの勃発により井川さんご自身も帰国することになり、「なかなか思うように活動できていない」と苦しい胸の内を語ってくださいました。
来年(2022年)にはブラジルでデフリンピックが開催されることも教えていただきましたが、恥ずかしながらデフリンピックそのものを始めて知った次第です。

「こういった(コロナ禍やクーデターなどの)厳しい状況下では、貧しい人たちへのしわ寄せがより大きくなるので、どうにかしたい」という言葉が印象的でした。

弊社の技能実習生とのトークではミャンマー語で自己紹介もしてくださり、彼らのハートを鷲づかみしていました。現地の言葉を覚えるって大切ですね。サンテックでは実習生の皆さんに日本語クラスを提供して覚えてもらっていますが、我々日本人スタッフもミャンマー語を学ぶことの大切さも感じた瞬間でした。
MOOZ&COMPANY Myanmarをグループ企業に持つサンテックも、後援会会員としてミャンマーのDEAFサッカーの振興を応援していきます。

https://school.albirex.com.sg/mm/