2025.06.05

ひとりごと

今日は、公園の“灰皿”をきれいにしました

今週の木曜日、サンテックの作業服を着て、「職プロSUN クリーン作戦」に参加してきました。羽床駅や滝宮公園など、会社の周辺をみんなで掃除して、地域の方々にちょっとした感謝の気持ちを届けようという取り組みです。

私が担当したのは滝宮公園のエリア。

その中で一番印象に残っているのが、公園の隅にあった、地面に差してある小さな鉄の筒。
たぶん本来は飾りだったんだと思うけど、いつの間にか“灰皿”のような扱いになっていて、中には吸い殻がぎっしり。

その日、私たちはほんの数分でその筒の中をきれいにしました。

もう一つも吸い殻は残っていません。
だからふと思ったんです。次に誰かがその筒の前に立ったとき、「あ、これは灰皿じゃないかも」と思ってくれたらいいなって。

そんなことを考えていたら、羽床駅のことが頭に浮かびました。
私が毎日通勤で利用している駅。

屋外の無人駅で、夏になるとクモの巣ができていたり、風で落ち葉や紙くずが隅にたまっていたりするんですが、不思議と数日後にはきれいになっている。

これまでの私は、そんな変化に気づくこともなくて、イヤホンをつけたまま通り過ぎるだけ。
誰が掃除してくれているんだろうなんて、考えたこともありませんでした。

でも今回、自分の手で公園をきれいにしてみて、なんとなく分かった気がします。
毎日の“きれい”の裏には、誰かの静かな行動があるってこと。
そして、それがあるから、私たちは何も考えずにその風景を“当たり前”のように受け取っているんだなって。

もしかしたら、今日きれいにしたこの場所も、
明日通る誰かにとっての「当たり前」になるのかもしれません。

2025.6.5 Jinyu