
育休から復帰してしばらく経ったある日。
人事業務が繁忙期に入り、1時間半だけ残業をしました。
久しぶりに、みんなと同じ時間に退勤。
廊下で立ち話をして、
現場のおじいちゃん達ともゆっくり話せて、
なんだかとても嬉しかった。
「あぁ、私はまだここにいるな」
そんな感覚。
でもその日は、子どものお迎えを母にお願いしていました。
帰宅すると、
玄関で子どもが満面の笑みで駆け寄ってきました。
その瞬間、
幸せと同時に、少しだけ胸がチクッとしました。
時短勤務で早く帰ると、
「みんなより先に帰って申し訳ない」
でも、たまに残業すると、
「子どもに申し訳ない」
どちらを選んでも、
どこかに罪悪感が残る。
仕事をしている自分も本当。
母としての自分も本当。
どちらも大事にしているからこそ、揺れる。
人事として思うのは、
育休復帰は「制度が整っているか」だけでは足りないということ。
大切なのは、
短い時間でも、
その人が“ここにいていい”と感じられる空気があるかどうか。
そして、家庭でも、
毎回のお迎えよりも
「戻ってくる安心」がちゃんと伝わっているか。
揺れながらでも、両方に居場所がある。
そんな会社でありたいと思っています。
それは、育休復帰の人だけではなく、
短時間勤務の人も、嘱託で働く人も、パートタイマーの人も同じ。
働く“時間”が違っても、
会社にいる“価値”は変わらない。
そう思える空気を、
人事として、つくっていきたいと感じた日でした。
2026.3.5 Satoko