昨日、香川県立高松桜井高等学校で行われた「トーク×トーク×トーク」という対話イベントに参加してきました。
地元企業で働く大人の一人として、高校生たちに自分の経験をシェアする機会をいただきました。イベントには約280名の高校生と60名の大人が参加していて、1回4分で大人1人と高校生5人がグループを作り、入れ替わりながら次々に話していく形式です。

正直、かなり緊張していました。今回のイベントの主要なテーマのひとつは、高校一年生が直面する「文理選択」に対するアドバイスを提供することでしたが、日本の高校でその選択を経験したことがない私にとって、どれだけ役に立てるのか不安でした。しかも参加していた大人約60人の中で外国人は私だけ。少しでも学生たちに寄り添えるようにと、事前にGoogleで「日本の高校生の悩み」とか「文理選択のよくある悩み」についていろいろ調べて準備しましたが、ちゃんと共感してもらえるかどうか、やっぱり心配でした。

いざ話し始めてみると、学生たちの真剣な眼差しや素直な質問に助けられて、自然と緊張も解けていきました。質問もさまざまで、「将来、グローバルな企業で働くには今からどんな準備をしたらいいか?」や「語学の勉強法やコツを教えてください」といった真剣なものもあれば、「高松で一番好きな場所はどこですか?」や「給料は何に使っていますか?」といった気軽な質問もあり、リラックスした雰囲気で会話を楽しむことができました。彼らの素直な好奇心に触れて、こちらも自然と笑顔になりました。

4分という短い対話を繰り返し、2時間でなんと70人もの学生たちと話しました。中国からアメリカへの留学、そして今日本で働くという自分の経験を通して、少しでも学生たちが将来の選択肢や可能性を感じてくれたらと思いながら、丁寧に向き合いました。各グループとの対話が終わるたびに「ありがとうございました!」と丁寧にお礼を言ってくれる姿に、こちらも心が温まりました。

この活動を通して、地域貢献ってただ「支援」するだけじゃなく、心でつながることなんだなと改めて感じました。日本語や文化の違いに最初は不安もありましたが、逆にその違いが新しい視点として学生たちに届いたのかもしれません。自分の話が少しでも役に立てたなら、本当に嬉しい限りです。

こういった機会がまたあれば、ぜひ参加していきたいなと思います!

また来週!!
2024/11/14 Jinyu

Suntech初の女性職人が真剣に作業する姿をパシャリ!
かっこよすぎ!!(*ฅ•̀ω•́ฅ*)