こんにちは!今回のひとりごとは少し特別編です。
気づけば、タイから来た2人の一ヶ月の研修期間がもうすぐ終わります。本当に時間が過ぎるのはあっという間ですね!そこで今回は、2人を交えて「この1ヶ月」をテーマにしたインタビューを行いました。フォーマルな雰囲気ではなく、友達同士の雑談のような、リラックスした形でスタートしました。
Q1.初めての日本で、ワクワクしました?それともちょっと不安だった?
ジョー:「日本語も英語も全く分からず、海外も初めてで、全てが未知の世界でした。でも、来日前にタイで高木工場長(Suntech側)と1ヶ月一緒に働き、仕事後にご飯へ行くなど仲良くなれたので、安心して来られました。」
パーム:「私もタイ国内でもほとんど旅行したことがなくて、飛行機に乗るのもこれが初めてだったんです。日本に来るのも初めてだったんですけど、飛行機ではおいしい機内食が出てきましたし、暇つぶし用のディスプレイもありましたが、使い方が分からなくてすぐ諦めちゃいました。」
二人がこの話をしているとき、目がキラキラ輝いていて、なんだか子どもの頃の「初めての遠足」を思い出しました。笑笑!!
Q2. 研修で過ごした数週間の中で、一番印象に残っていることは何ですか?
ジョー:「タイの工場と比べて、日本の工場は作業員の人数が少ないけど、使っている道具がすごく先進的で驚きました!タイでは見たことがないような技術もあって、特に溶接のスキルは初めて学ぶことがたくさんありました。」
パーム:「日本の工場は本当に整理整頓がしっかりしていて、チームで協力しながら作業する姿が印象的でした。言葉が通じない時は翻訳アプリを使ってコミュニケーションしていたんですけど、みんなが丁寧に教えてくれたおかげで、図面の読み方や作業の進め方をたくさん学べました。」
この二人は、タイの工場で豊富な経験を持つ技術者です。そんなお二人から「新しいことを学んだ」という言葉が聞けるなんて、本当にほこらしい気持ちになりました!
Q3. 日本について、どんな印象を持ちましたか?
ジョー:「日本の女の子はみんな可愛いですね!(笑)それから、食べ物が本当に美味しいです!まだお箸を上手に使えないけど。。。」
ジョーさんが少し照れながらも真剣に答える姿がとても印象的でした。
パーム:「私も食べ物がすごく美味しいと思います!特に前に出たスペシャルランチのお寿司が印象的でした。」
「この1ヶ月で覚えた日本語はありますか?」 と聞くと、
少し考えた後、パームさんが意外な答えを教えてくれました。
パーム:「最近、スマホで日本語の1から10までの数え方を練習しています。工場で図面を見るときに数字を使うので、覚えた方が便利かなと思って。」
短い1ヶ月の中でも、研修に必要な日本語を自分から積極的に学ぶ姿勢には本当に感心しました。
Q4.Suntechチームへのメッセージもお願いしました。
ジョー:「Suntechの一員として研修できたことに、心から感謝しています。」
パーム:「日本で研修の機会をいただけて本当に感謝しています。この期間に教えてくださった皆さん、そして温かいサポートをしてくださった皆さん、本当にありがとうございました。」
最後に、Suntechを一言で表すなら?
ジョー:「学びの場」
パーム:「ハッピー」
たった二言ですが、この言葉にはSuntechの本質が詰まっているように感じました。
「Suntech Learning Center」と呼ぶにふさわしい理由が、このシンプルな言葉に凝縮されているのではないでしょうか。それはただの研修施設ではなく、国や言葉、文化の壁を越え、誰もが安心して挑戦し、成長できる場所です。
そして、二人はさらにこう続けてくれました。
「これまでも、タイ国内の他の工場で似たような研修を受けたことはあります。でも、Suntechのように“家族”のような温かさを感じた場所はありませんでした。」
この言葉に思わず、
「Suntechのスローガンが『All For the Family』だと知っていましたか?」
と尋ねてみると、二人は少し驚いたような顔をして、笑いながらこう答えました。
「知らなかったです!」
そのやりとりで、改めて気づきました。これこそがSuntechの魅力です。
言葉や文化が違っても、「家族のようだ」と自然に感じさせる力。それはスローガンではなく、日々の何気ない気遣いから生まれるSuntechの文化そのものだと思います。
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取材の最後、ちょうどお昼の時間になり、一緒にリビングルームでうどんを食べました。
ジョーさんはまだお箸に慣れていないのでフォークを使い、隣の人はうどんにたっぷりと七味を振りかけ、また別の人は素材そのままの味を楽しんでいました。
言葉も国籍も違う二人が、背中に「All For the Family」と書かれた作業服を着て、他のスタッフと同じようにうどんを楽しむ姿を見て、ふと思いました。
Suntechも、うどんのような存在なのかもしれません。
それぞれが違う味付けや食べ方をしていても、どれも同じ「うどん」という器の中に包まれています。七味を効かせる人、素材そのままの味を楽しむ人、少しユニークなアレンジを加える人。それぞれの好みや個性があっても、みんな「うどん」として一つの器の中に収まっているのです。Suntechも同じです。国籍や文化、言葉が違っていても、Suntechという器がすべてを包み込み、そこで働く一人ひとりが自分らしく輝ける場所を作り出している。この器があるからこそ、みんなが自然な笑顔でいられる。
そして心の中で、思わずつぶやきました。
「さすがSuntech。」
2024/11/21 Jinyu