今週の金曜日、タイ出身の社員と一緒に高松で外国人留学生企業面談会に参加しました。
今回で3回目の参加になりますが、最初の頃は「会社の魅力をどう伝えればいいんだろう?」と考えることで精一杯でした。けれど、回を重ねるごとに少しずつ余裕が生まれ、今回はより深い部分に目を向けることができたように思います。

イベントの冒頭では、講師の方が「韓国で数年間、教師として働いた際に感じたカルチャーショック」について話されていました。そのエピソードを聞きながら、改めて異文化の中で働くということについて考えさせられました。

私は高校時代から異文化環境で過ごしてきたので、比較的文化の違いには敏感なほうだと思っています。でも、それでも知らないことはまだまだたくさんある。 たとえ「異文化理解」に慣れているつもりでも、実際に異なる価値観に触れるたびに新しい発見があります。

今回の面談会も、ただ会社の説明をするだけの場ではなく、留学生たちが何を考え、どんな環境を求めているのかを知る機会になりました。こういう場で話をするたびに、「SUNTECHの多様性をもっと広げるために、自分にできることは何だろう?」と考えるようになります。

そんなことを思っていたら、ふと水曜日の出来事を思い出しました。

去年入社した女性職人が、NICETOWNの取材を受けました。彼女の働く姿が紹介されることはとても嬉しいことですが、それ以上に印象的だったのは、彼女が取材の中で語った言葉でした。

「これから入社してくるかもしれない女性職人たちが、『自分もここで頑張っていける』と安心してもらえる存在になりたい。」

この言葉を聞いたとき、すごく共感しました。
新しい環境に飛び込むときの不安は、誰もが感じるもの。だからこそ、「ここなら大丈夫」と思える環境をつくることが大切なんだと改めて思いました。

今回の面談会に来ていた留学生の中にも、もしかしたら将来SUNTECHの仲間になる人がいるかもしれません。 そのとき、「ここなら安心して働ける」と思ってもらえるような職場をつくるために、自分にできることをもっと考えていきたいと思います。

2025/1/24 Jinyu