サンテックでは、ミャンマー・バングラディッシュ・インドネシアなど、いろいろな国の社員が働いています。
国はちがっても、目指すものは同じです。
それは「ものづくりの力で、お客様に喜ばれる仕事をすること」。
そして、そのための共通言語は 日本語 です。

現場での指示や全体朝礼での話、掲示物や安全ルールなど、すべて日本語で行われます。
そこで、外国人社員が安心して働けるように、サンテックでは就業時間内に日本語クラスを開いています。

日本語クラスは、社員のレベルに合わせて初級・中級・上級の3つのクラス に分かれています。
「ひらがな・カタカナから勉強したい人」「現場での会話をもっと上手になりたい人」「JLPTに合格したい人」など、それぞれの目標に合ったクラスで学ぶことができます。

授業では、次のようなことを勉強します。
・朝礼での話を振り返って、日本語で理解する練習
・現場で使う専門用語や安全に関する言葉の学習
・日常会話のトレーニング
・日本語能力試験(JLPT)の対策
・クレーン操作など、資格に関する日本語の勉強

先生はとてもやさしく、現場でよく使う言葉を中心に、わかりやすく教えてくれます。
授業中は「これ、現場で聞いたことある!」「この言葉、使ってみよう!」と、みんな積極的に話しています。

実は、この日本語クラスに人事の私も参加してみました。
みんなと一緒に肩を並べて学ぶと、真剣なまなざしや、「もっと日本語を上手になりたい!」という気持ちが伝わってきて、とても感動しました。
そして私自身も、「一緒に学ぶ仲間として関わることの大切さ」を改めて感じました。

このクラスの先生は、もともとサンテックの社員として働いてくれていた方です。
今はご主人の海外赴任でフィリピンに住んでいますが、オンラインで日本語を教えてくださっています。
私も久しぶりにお顔を見て、お話ができてとても嬉しかったです。
サンテックを離れても、こうして一緒に学びの場を作ってくれていることに、心から感謝しています。

授業を通して、私も「やさしい日本語」で話すことの大切さを感じました。
これからは、朝礼や説明のときにも、できるだけ分かりやすい言葉を意識して話していきたいと思います。

サンテックでは、“学びながら働く” 環境づくりを大切にしています。
日本語を学ぶことで、仕事がもっとスムーズになり、仲間との会話も増えていきます。
そして何より、「伝わった!」「わかった!」という笑顔が、毎日の自信につながります。
これからも、世界中から集まった仲間たちが日本語を通して成長できるよう、しっかりサポートしていきます。

2025.11.27 Satoko ものづくりが好き フィリピン 日本 オンライン授業 日本語クラス ミャンマー タイ