2025.12.04
ひとりごと
“話す”ことで学びが変わる!主体性ってこういうことかも
先日、「人材マネジメントポリシー」動画シリーズの撮影で、社長にお時間をいただきました。今回のテーマは「主体性」。
撮影のたびに感じるのですが、社長のお話の中にはいつも偉人の言葉が自然に登場します。しかも、毎回一言一句間違えずに。ふと気になって、撮影後にそのことを質問してみました。
すると社長は笑いながらこう言いました。
「いろんなところで話す機会があるから、自然と自分の言葉になっていくんだよ。」
本をたくさん読むことはもちろん、それ以上に「アウトプットする機会」が多いとのこと。確かに、私の知る限りでも、社長は社内外から講演や勉強会の依頼を頻繁に受けています。
社長の言葉を聞きながら、改めて思いました。人は聞いたことや学んだことをそのままでは自分のものにできません。誰かに伝えたり、話したり、説明したりすることで初めて「自分の言葉」として定着していくのだと。
アインシュタインの言葉にもあります。
「If you can’t explain it simply, you don’t understand it well enough.
(もしそれを簡単に説明できないなら、あなたはそれを十分に理解していない)」
つまり、アウトプットするということは、理解を深め、自分の中に落とし込む大切なプロセスでもあるのです。
もう一つ印象的だったのは、社長のこの言葉でした。「単純に言葉が出ないときは、勉強不足。圧倒的に勉強量が足りない。そして、人に伝えることをしていない。」
この一言が今の私の心に刺さりました。
確かに、自分の中に知識や経験の蓄積がなければ、どんなに取り繕っても言葉は出てこない。そして、頭の中だけで理解しても、人に話さなければ深まりません。
社長は続けて、「自分で経験できることは限られている。だからこそ、他の人や過去の偉人から学ぶことが大切。」と言います。
そして最後に、社長が強調されたのがこの言葉。「人に何かを伝えるとき、自分の言葉で話す方が圧倒的に伝わる。多少言葉がうまく出なくても、熱量が違う。読みながら話す方がきれいかもしれないけど、心には響かない。」
これは、人事として日々「伝える」仕事をしている私にとって、とても大きな気づきでした。知識を増やすだけでなく、学んだことを誰かに伝えることで、自分自身も成長していく。まさに「主体的に学び、主体的に発信する」ことが、成長の原動力なのだと思います。
今回の撮影を通して、改めて感じました。学びは、アウトプットしてこそ「自分のもの」になる。これからも、社長のようにたくさん学び、たくさん発信していきたいと思います。

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