2023年３月14日（火）JICE様主催のJICA Networking Fair in Spring 2023に参加してきました。このイベントはJICA様の様々なプログラムを利用して日本に留学しているJICA留学生と日本企業・団体をつなぐことを目的として、毎年開催されています。
これまでもサンテックはこのイベントに参加し、会社紹介をするブースを設けてきました。しかし、コロナウイルスの影響で、ここ数年はオンラインでの開催でした。オンライン開催の良さはもちろんありますが、やはり実際に留学生に会いたい、話がしたい…と思っていたので、久しぶりの対面での開催を国際事業部一同とても楽しみにしていました。
当日は、約300名の留学生、多くの企業・団体様が参加し、会場は大盛況。サンテックのブースも大盛況で、10時から16時半まで、ほとんど途切れることなく留学生が来てくれました。中には、「友達がサンテックでのインターンはよかったと言っていたから」とブースを訪れてくれる留学生も。口コミで良い評判が広がっていることに嬉しさを感じるとともに、留学生同士のネットワークの強さを感じました。
留学生の専門分野や経歴はばらばらですが、ほとんどのインターン生が興味をもってくれたのがD-Cocotteでした。D-cocotteはエコステージエンジニアリング株式会社とサンテックが共同開発した有機質系廃棄物のリサイクルプラント。日本でもフードロス＆フードウェイストは大きな問題になっていますが、留学生の国でも食品残渣は大きな問題になっているようです。専門が農業や環境問題である留学生はもちろんですが、専門が法律、経営と一見直接関係がなさそうに思える留学生もD-Cocotteに対して「とても興味深い製品だ。D-Cocotteを私の国に輸出する際、ぜひ力になりたい」と言ってくれました。中には、前もってD-Cocotteのことを調べ、「D-Cocotteの話が詳しく聞きたい」とサンテックのブースを訪れてくれた留学生も。
国の様々な問題に関心を持ち、できるだけ環境に負荷をかけず、サスティナブルな形でその問題を解決したいと願う若い留学生の多さとその熱意に、説明をしている私たちが圧倒されました。そして、改めて「サンテックの技術は世界で求められている」と感じました。
また、このイベントのサイド・イベントとして、「企業によるインターンシップ実施事例紹介」が行われ、サンテックはそちらのイベントにも参加させていただきました。複数の企業様の前でこれまでのサンテックでのインターン生受け入れについて説明をしました。サンテックの取り組みに興味をもっていただき、またサンテックも他社様の発表から新しいアイディアをいただくことができ、とても有意義な時間となりました。
サンテックではまた４月から新しいインターン生を３名受け入れます。３名ともサンテックの製品、特に熱交換器やD-Cocotteに大変興味をもってくれている人たちです。彼、彼女らの学びたいという気持ちに応えられるよう、しっかりと準備をすすめていきたいと思います。そして、新しいサンテックファミリーとして、３名を温かく迎え入れたいと思います。
