PEOPLE

取締役工場長

高木 稔MINORU TAKAGI

今まで一番苦労したことは?という質問に、「先代の機嫌をとることかな」といったユーモア溢れる回答をしてくれ、優しそうでお茶目な一面を持つ高木工場長。
彼がサンテックに入社したのは今から15年程前になる。前職もタンクや槽を作る工場での勤務をしていた彼ですが、サンテックの作る大型の熱交換器の製造は初めて。汚泥焼却やゴミ焼却の施設に入るような大型の熱交換器を製造できる企業はそうそうない。そんな製品を作る事に携わる事に誇りを持ちながら、家族の為、お客様の為に製造している。

ものづくりをする際に何を意識していますか

「個人的な話しをすると自己満足の範囲での事だが、工場の中の誰よりも俺が作ったものが一番凄いんだぞ!って言い切れるように作っている。やっぱり工場長が作る製品が綺麗だなって言われたい。自分が満足しているものじゃないと、お客様にお渡しする訳にはいかない。」という答えが返ってきた。
職人一筋でやってきた30年。未だに慢心することなく、常に上を目指す高木の姿勢こそがサンテックが誇る職人魂そのものである。

現在はサンテックの取締役工場長をつとめている。サンテックには年齢も職歴も先輩が多く在籍するなか、彼が工場長として任命されたのには理由がある。
それは、周りから慕われる人柄はもちろんの事、彼の職人としての姿勢がある。
「職人とは?」
この質問に彼はこう答えた。誰しもに困難は訪れる。その時にしっぱいしても絶対にやめない。途中で投げ出してしまうとそこで終わってしまうから。自分を信じてやり抜く事。家族のため、お客様のため、会社のために30年間何事にもくじけずやり抜いてきた彼の言葉には、嘘偽りの無い職人魂が込められていた。

高木工場長が手がけた熱交換器
生活に必要な綺麗な水を
作るための施設で活躍している

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